事業づくり、挑戦は私の冒険

皆さんこんにちは。よーそろ代表の井上明です。
御手洗地区で様々な事業づくりや新しい地域活動に挑戦しておりますが、今日は私の話を少し。

私は広島市でも北の方に位置する安佐北区出身という田舎育ちなのですが、公務員の父と専業主婦の母が建ててくれた家は昭和時代を象徴するような団地の中にありました。
近所付き合いも多く似たような世代が住んでいた地区だったので、いつも遊ぶために友達を集めに家々を回り歩き。やれ今日は川遊びするだの、山に入るだの、ボール遊びするだの自分たちでどう楽しむか遊びを日々考え過ごした少年時代でした。

何よりも川遊びが好きで網を片手にひたすら魚を追いかけ上流を目指す冒険のような遊びに夢中になりました。
ときに見たこともない魚に出くわしたり、大きな毛ガニを捕まえたり、亀やオオサンショウウオにも出会いました。

中学生になる前にいつも行っていた川の土手が整備され、魚の影がなくなりました。
それから間もなく中学生になりいよいよ川へ遊びにいくこともなくなりました。

父が公務員だったこともあり、漠然と公務員になって安定した給料で淡々とした日々の中に楽しみを見つけようと思い描いていた大学生活突入でしたが、ある人物との出会いによりそれが思わぬ方向に向かうことになります。(公務員の皆さんごめんなさい。。当時の私の浅いイメージでして・・)
その人物は父と兄の中間くらい15歳年上の焼き鳥屋のマスターなのですが、大手企業の営業マンを脱サラし焼き鳥屋を開業していました。その場所がある目の前のアパートに引っ越してきた初日にバイトに来ないかと誘われ、結果4年間鍛えられることに。
その中で様々なことに感化され、どうしても自分自身の殻を破りたいとヒッチハイクの旅にも出かけました。ちょうどその時出会った本が植村直己の”冒険”。「(意)欲がなくなると人間ではなくなる」このフレーズが当時の私に響き、今でも私の座右の銘の一つに”人生は冒険”があります。

川遊びをしたワクワクする冒険を今も御手洗でしています。
少年期を過ごした昭和時代の良きご近所との距離感、関係性を残し、もう10年近くこの御手洗で活動していながらも今まで知らなかった100年、200年前の物語にふと出会うことがあります。

改装中に出会ったもの

空き家にしろ、メニューにしろ、それらを拾い上げ、磨き、受け取ってもえる形に表現し、自分が思った以上に喜んでもらえたとき・・・アドレナリンが出まくります。
何と申しましょうか、川で未知の生物に遭遇したような感覚。
何の気なしにそこにあるものがお客さんの心を揺さぶり、価値を帯びる。それを仲介した私など存在がなくなる瞬間なのですが、それが最高に嬉しい。
私が死んだ後、100年経って私のことなんか誰も覚えていなくても、「何故かしら300年、400年続いているこれって価値があるよね」と言われるような繋ぎの1パーツになれたら、フフフと天国から喜んでいると思います。や、地獄で過去の罪を償っているか・・(笑)

御手洗にはまだまだ光が当たっていない素晴らしいものが沢山あります。
それらを拾い上げ、磨き表現する。往々にして私の主観も入ります。とういうか主観です。
ただ独りよがりでありながらも、どうやったらその人にもっと喜んでもらえるか本質を探しています。

御手洗は江戸時代から雅楽会が続いている。
閑月庵新豊2階から見る多島美

もちろんいいことばかりではありません。
毎度毎度壁にぶつかり乗り越えたり打ちのめされたり。
狭い地域で人によって当然方向性や価値観の違いもあります。
あいつには気を付けた方がいいとか、いいように使われんさんなとか、まあいろんなことも言われます。
そんなことも冒険と考えると次に出会うものが楽しみになります。 と自分に言い聞かせている?? 
まぁ悪いことは寝たら忘れるのでその鈍感力が私の一番の強みかもしれませんが(笑)

まだまだ足りぬことばかりで、失敗を繰り返す日々ですが、この冒険記も見てくれる皆さんと共につくっていけたらと思っています。
明日はまた何に出会うのでしょう。

”はじめる”のハードルを下げる

皆さんこんにちは。よーそろ代表の井上明です。
今日は”はじめる”ということにスポットをあてて書いていきたいと思います。

2011年、築約200年の船宿を改修した1号店”船宿カフェ若長”を皮切りに、今まで7つの空き家を改修し様々な事業をつくってきました。
カフェにせよギャラリーにせよゲストハウス、鍋焼きうどん屋にせよ当然私は今までやったことのない事業ばかりです。
どのような心持でスタートを切り、オープンまでもっていくのか。
「はじめるのハードルを下げる」ポイントをご紹介します。

1号店船宿カフェ若長2階の座敷より

はじめるのってやはり勇気がいります。覚悟がいります。
自分の成長には勇気がいるのかもしれません。

私が建材メーカーの営業マンを辞めて自分で事業をしようとしていたとき、お世話になった不動産の社長にこう言われました。
「井上君、最悪の状況だけしっかり把握しておきなさい。それさえ押さえておけばあとはどんどんチャレンジしていけばいい」と。
今も常にそのことは意識しながらやっていますが、未知のものをはじめるときはときはとにかく小さくはじめ大きく育てることが鉄則です。

そしてはじめるに当たって、色々なマイナス情報が頭をよぎることもあります。
本当にお客さんが来てくれるんだろうか?喜んでくれるんだろうか? 
確かに不安になることもありますが、そこは振り払って前のめりに、お客さんに来てもらえるよう、喜んでもらえるようやるしかありません。
はじめから100%の完成を求めるといつまで経ってもはじめることができません。

私が意識すること、それは「完成度60%でスタートする」ことです。
完成度100%をはじめに求めても無理です。そもそも世の中の流行りもお客さんの嗜好も仕入れる素材も常に変わり続けるのでひたすらにアップデートし続けるしかなく100%の完成形になることは一生無いと言っても過言ではないかもしれません。今が100%だというのであれば、あとは下降するしかありませんよね(笑)

なので少々未完成くらいではじめるのがちょうどいいかもしれません。それよりもそれからのアップデートの方が重要に思います。
喜んでもらえるために今まのままでいいんだろうか?他はどのような事例とやり方をしているのだろうか?常に情報収集を行い、改善を繰り返す。

こんな状態で!?ですが、なんとか着地します(笑)

GUESTHOUSE醫オープン前

と考えると、わたくし、まだまだやらねばならぬことが沢山あります。。
あ~至らぬところ多くてすみません。。大目に見てください(笑)

ということで、”はじめるのハードルを下げる”ポイント「最悪の状況を知る」、「完成度60%でスタートする」をご紹介しました。
以前の講演「失敗をしない失敗の仕方とは?」でも少し触れていますのでこちらも参考までに。

前編 https://youtu.be/uP2Lo5m5jw8
後編 https://youtu.be/XxsIYFlB_bI

御手洗天満宮は梅の花が沢山咲いています。
春ははじめるのに良い季節です。
さぁ、はじめよう! よーそろー

再び北前船の時代に!?

皆さんこんにちは。よーそろの井上明です。
インプット過多になっていると感じる今日この頃、しっかりとアウトプットしていこうと思います。

2020年になり、御手洗のある広島県呉市中心部では日鉄日新製鋼呉製鉄所閉鎖問題に大きく揺れ、新聞でも連日のように取り上げられています。
戦後から呉市の経済を支えてきた重要な産業であり、2023年9月の閉鎖までに関連会社も含めると約3,300人の雇用に影響がでるとか。
経済産業大臣が地域への丁寧な説明を求めたとしてもそれが反転することはなく…。
大きな変化があることは皆薄々わかっていたでしょうが、急に変化を突き付けられるとそれを飲み込まねばならぬ喉も抵抗してしまいます。

戦後から高度経済成長期を迎え、豊かな日本を築いてくれた先人達のおかげで贅沢を言わなければ誰でもが生きていける世の中になっているのも今の素晴らしき現代社会。
いつものように仕事に行き、いつものように作業をこなし、やらなければならないストレスを抱えながらも家に帰ってはテレビを見てお酒を飲んで何も考えず過ごすこともできます。

私はもう何年もそのような生活とは程遠い生活をしているわけですが、日々バタバタしながらも仲間と共に充実した日々を送っています。いつも崖っぷち(笑)

人口減少、少子高齢化による急激な変化がもっと訪れることは目に見えていますが、例えそのような急激な変化を突き付けられようと、前向きに「よし、それまで!」と次のアクションを起こす自分でいたいと思うわけです。
だからこそ自分への投資は怠らないし、沢山のことにチャレンジしながら主体的に物事を決断できる人間になりたいと常々思っています。
私が高齢化率70%に迫る御手洗地区で色々なことにチャレンジするのもその一つで。

これからもっと大きな変化が訪れることを想定すると、やはり一つのもの(仕事もコミュニティも)だけに属することのリスクは大きいなと改めて感じました。もっと言うと一つのことに固執(依存)することが怖い。慣れるのが怖い。たとえ今あるものがパッとなくなったとしても、この技術は誰にも負けない、これは自分にしかできないことを持っていればそれは別でしょう。
むしろそれを磨くべきかと思います。自分のアップデート。

その尖りを増やすために、尖りをさらに磨くために本業以外の事業やプロジェクトを持つことはこれからの時代とても重要なことではないかと思うところです。それにより色々な視点を得ることができるから。
表面的な働き方改革、最低賃金上昇、AIなどの技術革新の流れを考えると、個人事業主が増えていきそうです。
江戸時代中期、日本各地に様々な物資を運び新しい文化・産業を発展させた北前船の時代が再び。
最近動画配信するにあたり、改めて江戸時代に行われいた御手洗の商売や仕組み、当時の社会背景を調べながらこれからの未来を想像しています。

一度きりの人生。自分の思うように生きていきたい。
私自身も更に自分の尖り、引き出しを増やすべくアクションを起こしていきます。
ということで、3月1日から”御手洗商い塾”はじめます!!

只々丸くなるな!尖って尖って、ウニのように丸くなれ・・・中谷彰宏さんの本でみたこの言葉を私はいつも心の中に。(正確には違うかもしれませんがこんな内容(笑))

詳細はまた。

よーそろチャンネル更新してます

皆様こんにちは、Webの中の人ゆみです。

YouTubeのよーそろチャンネルは、もうチェックされましたでしょうか?

https://www.youtube.com/channel/UCR6lsnBaSjcGQF-wrw0IRtg

よーそろの活動や、御手洗地区の魅力をより分かりやすくお伝えするために始めたよーそろチャンネル。

新作動画もどしどし更新しておる途中でございます。

御手洗へのアクセス方法だったり

飯テロ「鍋焼きうどん尾収屋の美味しさの秘密」だったり

オススメスポットベスト5

気になる動画をこれからもアップしているのでぜひともチャンネル登録して頂いてチェックしてください。

チャンネル登録が我らの心の励みになります~~。

ちなみに、私のITサロンちゃんるもはじめました。

パソコン教室でご紹介しているテクニックの中から人気のトピックをご紹介していきます。こちらもチャンネル登録よろしくお願いします。

よーそろえーるITサロン
https://www.youtube.com/channel/UCS9SyhF3vrphOWIhgtlyaqQ

 

ご利益イベント「御手洗詣”三社巡り”」と絵馬プロジェクト

皆さまこんにちは。よーそろ代表の井上です。
先日中国新聞でも取り上げて頂いた御手洗”絵馬プロジェクト”開始の記事。

<2019年11月13日 中国新聞朝刊に掲載>

事業主体は一般社団法人御手洗デザイン工房が行うプロジェクトですが、わたくし井上は事務局長として団体の立ち上げから企画運営など御手洗の次世代を担う若者たちと共に活動しております。
なぜ、このプロジェクトをはじめるに至ったかといいますと、呉市でも少子高齢化の最先端を走り、なおかつ文化財や文化的価値のあるものが多く存在する御手洗が様々な課題を抱えている現状にあります。
人口約200人ほどの御手洗は近隣のまちが次々と文化的行事(お祭りや運動会、その他の活動など)を縮小、消滅させていくなかでなんとか踏ん張り残していく努力をしています。そのような中で、御手洗のコミュティーをつくっている三つの神社の存在は大きく、うち一つの傾いた神社の修繕に少ない住民内での費用負担、神社の手入れや参道の剪定や掃除など負担が重くのしかかる現状とこれからの維持運営に大きな危機感を抱えています。

一方で、ここ6,7年ではUIターン者もあり、空き家も30棟近く解消している成果もあります。昭和の時代にあった沢山の商店は片手で数えるほどに少なくなる中でも、古民家をリノベーションしたお店も増え、メディアへの露出や観光客が徐々に増えているいい兆しも出てきています。
よーそろでは御手洗の文化、歴史ある建物をいくつかリノベーションし仲間と共に様々なサービスもつくってきましたが、歩いても小一時間ほどで回れる御手洗のまち全体を使った観光体験プログラムが何かないかと考えていたこともありました。

そのような状況の中で、神社の将来的な維持管理の仕組み、そして観光に来るお客さんへの体験と御手洗の文化を伝えるアクションが”絵馬プロジェクト”だったわけです。

古くから馬は神の乗り物とされ祭りや雨乞いのときには神に馬を奉納する習わしがありました。時代と共に木馬や土馬になり(2100年以上の歴史を持つ隣町、宇津神社にもあります)、江戸時代にはその名残で庶民の間に絵馬が広がりました。宇津神社には江戸・明治時代、北前船が絵師に描かせた船絵馬も100点以上奉納され、今も色鮮やかなままで残されています。
商売や旅の途中に各地を訪れ、商売繁盛や航海安全、無病息災などを祈願してきたのが日本文化なのです。

 宇津神社に残る船絵馬

御手洗デザイン工房もボランティアのみならず持続可能な運営の仕組みを模索し自主運営しなければいけません。補助金に頼らず、地域の資源を掘り起こし、磨き、次世代に繋げるため自ら稼ぐことはとても重要です。ただ有志による少ない資金で運営をスタートし大きなリスクが取れないのも現状です。

この度、デザインしたデータを読み込み、よーそろで木材の形を切り出しする機械を購入しました。
そうです、この3種類の絵馬は御手洗で製作しています。
機械の操作、不具合にあいながらもコツコツ丁寧に製作を続けています。

右から恵美須神社(打ち出の小槌)天満神社(筆塚)、住吉神社(高燈籠)の絵馬

右から恵美須神社(打ち出の小槌モチーフ:商売繁盛)、天満神社(筆塚モチーフ:学業成就)、住吉神社(高燈籠モチーフ:航海安全)の絵馬。770円/枚 潮待ち館にて販売。

設立25年、島内外会員合わせて150名にも上る任意団体”重伝建を考える会”にしかできないこと、その下部組織であり重伝建を考える会にはできないが事業性あるものにも取り組める”御手洗デザイン工房”でしかできないこと、それら各種団体ではできない”よーそろ”にしかできないことを長所を活かし合いながらやればいいと思っています。結果的にどのような町にしたいのか、そこでどのように暮らしていきたいのか、その方向性とビジョンに共に向かうことができれば。

京都や大阪で昨今騒がれているオーバーツーリズム。御手洗が発展していくために観光振興は進めていかなければいけません。そのための重要伝統的建造物群保存地区選定であり、日本遺産登録なのです。しかし、観光に来るお客様が年に100万人も来られると御手洗が大事にしてきた風情、文化が損なわれる可能性があり、文化も景観も仕事もその中に含まれる”暮らし”を守り続けていくことが最も重要であると考えます。なので観光振興は目的ではなく手段なのです。

そのようなことを考えた場合、御手洗を訪れるお客さんにどう過ごしてもらいたいかを伝えることはとても重要なことです。
種から育て家々に花を飾る御手洗の女性部”さくら部”の活動やまちづくり憲章の看板を掲げたアクションもそうですが、私たちは御手洗という町でどのように過ごし、その思いを訪れる方々とどのように共有したいかということを伝えていく必要があります。
御手洗という地名はお清めの場所にも用いられるインパクトのある珍しい名前でもあり、心洗われる風景だと訪れる方々が仰るように、私たちもそのように過ごしたく、過ごしてほしいと望んでいます。そのような意味でも今回のプロジェクト実施において御手洗の町をお清めの場所としてご利益のある場所として大事に過ごして頂くようなブランディングを図っていきたいという意図もあります。

御手洗の町、今に続く文化を残してくれた先人たちの思いに敬意を払い、御手洗を愛する人たちとじわじわとその輪を広げつつ、次の世代へ御手洗の素晴らしい景観、文化、暮らしをバトンタッチしていけたらと思っています。

今月23日はご利益イベント「御手洗詣”三社巡り”」を行います。
岩屋工房さんによるご利益ワークショップ「縁起文字で飾るお皿をつくろう」や「つまみ細工で作る梅モチーフの魔除けストラップ」 (弊社井上由美)の開催やご利益ガイドツアーなどご利益のありそ~なご利益デイに。

ぜひご参加くださいませ。
よーそろー!

新たな移住起業者の話 ~潮待ち喫茶のアップデート~

代表の井上です。
前回のブログで少し触れました、7月から御手洗でチャレンジをはじめる新しい移住者の話。

もう1年近く前になるでしょうか…

GUESTHOUSE醫に一人の女性から宿泊の予約が入り、たまたま応対した私でしたが、晩御飯難民になりもう一人お泊りのお客さんと3人で久比にあるお好み焼き屋明地さんへ行きました。
鉄板を囲む話の中で、彼女は当時山梨県の農園&季節限定カフェで働き、最大で6時間待ちの行列をつくる果物のパフェなどをつくっていること、そしていつかどこかで新しいチャレンジがしたいと考えていること、尾道で気になっているカフェに訪問することが今回の旅の一番の目的であることなどを教えてくれました。御手洗も気になっている場所の一つとして今回来てくれていました。

御手洗を案内し、この場所で仲間たちと共に様々な事業づくりをしていること、これからの展望や可能性など話をしつつ彼女を見送り、山梨へ帰っていきました。
そして数日後、「私は御手洗で活動したい」と連絡が来る。
狭い御手洗地区で飲食一類(喫茶店営業)許可を得ている場所は1号店「船宿カフェ若長」を含めて6つを持つうちの事業の中で、(結構つくってきたなと(笑))ここなら初期設備投資ほぼなく、さらに私たちチームが持つ強みを自分のものにしながら移住起業ができるかもしれないと提案はしていました。
しかし、一回の訪問でまさか移住しようと考えるとは私も思っておらず、もう一度来てから決めた方がよいよと少し距離を置くような話をしていました。御手洗に住み活動する色々な人に会わせるから、そして具体的な住まいや生業づくりを提案するからそれから決めてほしいと伝えていました。
というのも、彼女とは初めて会い、たまたま泊りに来て数時間話をしただけなので彼女のことをほとんど知らないこともあり、また以前東京から移住したが帰っていった若者もおり、その時の受け入れるエネルギーと再び帰すエネルギーはやはり相当であったため、特に感性のいい若者はうちの事業としても地域としてもほしいとは思いつつも誰でもではダメだとブレーキをかけていた為。彼女の意思がどこまでかも確認したかったのもありますが。

そして今年4月初旬に再び御手洗に来てくれました。
できる限り街に住む人たちに引き合わせる中で、フットワークの軽さとハングリー精神、たくましさを持つ彼女なら色々なことにチャレンジできるかもしれないと私はイメージしていましたが、住む場所もチャレンジする店もタイミングにより、もし決断の早いいい人物が来た時には別の人に任せる可能性もあることを伝えて彼女の決断を待ちました。

が、それからしばらく時間があき・・
そうかダメだったかと勝手に思っていた矢先、突然連絡が!来週荷物を送るから引き取ってほしいと。7月中旬には完全に移住しますと。
(彼女の中では4月の訪問後すぐに御手洗で活動をしたいと決めていたそうで)

送る荷物、ゆうパックの段ボール23箱プラス布団セット。どこか隅っこに置いておいてもらえればと…なんとっ、、そんなスペースあるわけ…あったわ(笑)
遠慮しつつも思い切りの良さと豪快さに、面白さを感じた私。

9月から潮待ち館を喫茶スペースも併せて任せようと考えていましたが、8月1日からやろうと突如変更。彼女のここでの活動がスタートしました。営業しつつ手直しDIYする日々・・・。まぁいつもこんなもんです(笑)
カレーやホットサンド、懐かしのクリームソーダや手の込んだスイーツは彼女の素晴らしいセンスが光る逸品メニューが並んでいます。
潮待ち館脇の路地を通るととてもいい香りが。営業時間も定休日は火曜日のみとなりました。

彼女がつくるフレンチトーストとホットサンドは絶品でした。
7月末、閑月庵新豊で急遽洋食にしてほしいと希望されたフランス人家族の朝食提供を彼女に任せ、それは彼女の移住起業の初仕事でした。
「朝食とても美味しくて、本当に来てよかった」と2泊3日朝食付き宿泊プランを過ごされたご婦人はとても喜んでくださり、また来たいと言っていただき感無量でした。

9月から予約制で彼女が作るスペシャルモーニングを提供するべく、GUESTHOUSE醫のサイトも準備を進めています。

今林千穂
彼女のこれからの更なる飛躍が楽しみです。
彼女の活躍は、舞台である潮待ち館を光らせ、地域を光らせることに繋がるでしょう。
また出来上がったものと別の感性の化学反応により生まれるまだ見ぬ可能性にもワクワクが止まりません。

皆さま、ぜひ会いに来てくださいね。

新しい風が吹く

皆さまこんばんは。代表の井上です。
今日は呉市が主催する起業家支援プロジェクトスタートアップ講演会に話を聞きに行ってきました。
昨年はスピーカーとしてこの講演会に関わらせて頂きましたが、今年も何かしら関わることになること、そして御手洗にまた新しい風が吹き、今までの総括とこれからもうすぐはじまる再構築のための頭の整理にと足を運びました。

株式会社machimoriの代表取締役、市来広一郎さんの熱海での地域づくりのお話、やはりどこの地域活動でも共通点があるなと思いました。
経済、人口が減少すれば、それをどうにかしたいと揺り戻しが起こり、どうにかなりそうであればまたその逆方向に力が働く。
ただ、その浮き沈みに対しても”右斜め上”を見つつアクションを起こし続けた結果、今の熱海のいい循環が生れているのでしょう。
東京との近さ、ピークから半分近く観光客が落ち込んだとはいえそれでも250万人ほどの観光客が来る状況から言えば、私たちが活動している瀬戸内海のへそにある大崎下島御手洗地区は条件が違う。

条件が相当悪い??
瀬戸内海の真ん中ですよ!真ん中!

歴史の見える丘より

瀬戸内海の真ん中のしかも人口200人ほどの地域で結果でたら、すごくないですか? チャ~ンス(笑)
よーそろとして沢山の関わりの中でつくってきたカフェ、ギャラリー、鍋焼きうどん屋、物産館、ゲストハウス、レストラン&一組限定宿、シェアハウス、食品加工場。空き家を活用した様々なビジネスにチャレンジしてきた8年間、地元御手洗の人の開業、移住者の開業などもあり閉店の底を打ち上昇トレンドになっている気がします。(まだスタートしたばかりですが)
私たちがやってきたこととは関係ない部分も当然ありますが、UIターン者増によりこの8年で30棟近くの御手洗の空き家が解消しています。
(全棟数の1割近く?ではないでしょうか)

薩摩藩船宿跡脇屋とGUESTHOUSE醫

そして、今月一人の若い女性が御手洗に移住してきました。
山形県出身の30代前半の彼女は、東京で10年ほど料理関係の仕事をし、カフェをしたいと飛び込んできました。只今収入はゼロ。
瀬戸内海に浮かぶ大崎下島、御手洗で彼女の新しいチャレンジが始まります。
想定外だったこともあり、彼女の覚悟にびっくりした私ですが、活躍する舞台をつくるべく諸々変更し8月頭から各事業を再編すべく再整備へ取り掛かっています。

彼女はシェアハウス(港町長屋染初)に住み、別店舗でカフェを営業する。整えた場所が新しい感性によりアップデートされていく。
様々な特技を持ったうちのチームメンバーと地域資源を使い倒し、リスクを最小限に抑えつつ様々な価値を生み出す仕組みとそれにより生まれる様々な効果が掛け算式に生まれていく。
ローカル移住起業の新しいモデルを生み出せそうです。うちも正念場!がんばらねば!
また彼女の紹介と8月の再編(新店舗)についてお知らせしますね。いつも急ですみません(汗)

とそのように、目まぐるしく動く周りの状況を受け入れ乗り越え、時に穴に落ちつつも這い上がってまた進む(笑)。
仕事づくり、いやそれらを含めた暮らしそのものが”冒険”であり、旅。様々な壁にぶつかり傷をつくり、かさぶたをつくり、傷跡が芸術だと仲間と笑い合えるチャレンジをしていきたいと思っています。
起業を目指す皆さん、かさぶたをつくろう!硬くなって強くなろう。しかし立ち上がって歩き始めないとコケもしなければ、新しい景色には出会えません。そしてコケたとき、新しい発見があるはずです。
先を読みにくい世の中だからこそ、どのような状況になろうとも悔いのない生き方をせねばと。ならば始めてから考えればいいと思うのです。
3年後にと言ってると3年後の市場、状況、自分を取り巻く環境もガラッと変わっているのです。そして言い訳を考える。。
老後資金2000万円が必要でデモを起こすなら起業して御手洗い(みたらいい)。←パクリ

今日も素晴らしい時間をありがとうございました。
スピーカーで来られいた天仁庵の数田さんをはじめNPO法人アースキューブジャパン代表の中村さんが活動をはじめた音戸地区もいい風が吹き始めています。botanico代表西川さんのドライフラワーから生まれるコミュニティと世界進出の話、とても面白かったです。
頭の整理と次なる種を発見したかも。
そして、講演者machimoriの市来さんのように、しぶとく、情熱的に突っ走りたいと思います。

よーそろ~!(宜しく候)

薩摩藩船宿跡脇屋をシェア工房に!事業者4名募集!

皆さまこんにちは、よーそろ代表の井上です。
船宿カフェ若長につづき、ギャラリーとして改装し営業していた2号店、薩摩藩船宿跡脇屋をこの度シェア工房としてリニューアルすることにしました。
2階、26畳の広さをもつスペースを3畳ずつに区切り個人部屋に、8畳のスペースを共同工房に、そして1階の土間スペースでの販売、10畳ほどの広いスペースでワークショップも可能です。

江戸時代、薩摩藩船宿を務めていた脇屋邸。広い間口と格子が特徴。

合同会社よーそろとして7つの空き家を改修し、店主の顔、個性が光るストーリーある店を様々なプレーヤーと共につくってきました。
今月も県外からカフェ事業をしたいと移住してきた若者も加わり、各店舗の再構築と更なる街の魅力の広がりが楽しみな今日この頃ですが、異なる感性を持った表現者の誘致によって、この度建物や街の魅力を勢いをもって更に広げていきたいと考えています。

 
御手洗でアトリエを持ちたい方、販売スペースを持ちたい方、御手洗で何か表現したい方、御手洗支店を持ちたい作家さん、作家さん同士やチームよーそろとのコラボ作品やアクション(商品や〇〇合宿など)をお考えの方などなど募集します。
グループでも個人的にでもどうぞ。

広さ3畳で区切った個人工房スペース
2階ワークスペース8畳(共有)作業台あり
1階土間、販売スペース8畳
1階ワークショップスペース10畳(共有)

<薩摩藩船宿跡脇屋 シェア工房事業者募集>

●2階:3畳/一部屋、6畳(共有)、1階:販売スペース8畳土間(共有)、1階10畳(共有)。
●使用料:15000円/1ヶ月
●最大募集人数:4名
※販売の為の台やワークショップの机などお貸しできます。販売員はおりません。

インバウンドや観光でも注目を浴びつつある御手洗。
文化歴史が色濃く残るこの街で個性を活かした新しい価値の創造にチャレンジしたい方を募集しています。
今年色々なことが始まります。

→3つの歴史ある神社を活かす御手洗詣&絵馬プロジェクト
→港町長屋染初併設の菓子製造業、切削機械CNCを使ったものづくり事業
→GUESTHOUSE醫 ○○合宿(泊まり込みものづくり合宿、ヨガ合宿など)
→料理、カフェとのコラボ企画事業  など

お問い合わせはこちらまで。
連絡先:MAIL:infoyosoro@yosoro.com
    TEL:09044833141 (井上)

脇屋邸:大久保利通もひとっ風呂浴びたと記述に残る脇屋邸。江戸時代、税金の低く抑えるため、通りに面した入り口の間口を狭くつくってある御手洗の家々とは対照的に広い間口、そして船で御手洗に就航する江戸時代雁木(入口)からすぐのところに薩摩藩船宿跡脇屋は建っています。
お隣の竹原屋(今は減築され大正時代の洋館、旧越智醫院:GUESTHOUSE醫ももともとは竹原屋)にはオランダ人商人も駐在しており、外国船が御手洗に入港する中で、密貿易も行われていました。

サマージャンプ2019足長フォトコンテスト開催!

お久しぶりです。YUMIです。

さて、またまた開催しますよ!「サマージャンプ2019!」

昨年は土砂災害等で開催できませんでしたが、今年の夏はやります!

皆様、バシバシジャンプして、バシバシ投稿しちゃってください!応募お待ちしています! 応募方法の詳細は下記を参照してくださいね~

2017年のコンテスト応募作品「みんなで時間差ジャンプ」

 

【【応募方法詳細】】

★御手洗地区ではおなじみの「足長小学生」看板の前でジャンプ写真を撮ってくださいませ。(看板は大東寺より奥、満舟寺の下にあります。)

★その写真をすぐさまSNS(Facebook、Instagram、Twitter)にハッシュタグを付けて投稿するだけの簡単エントリー!
ハッシュタグは「#御手洗地区」「#足長小学生」の二つを付けてね。
投稿をスタッフが検索して探し出せない事があります。投稿は必ず「公開」設定で行い、ハッシュタグを二つ付けて下さいね~。

★応募期間は9月30日まで。

【【優秀作品】】

★足長賞3点を選ばせていただきます。選ばれた方にはなんと!足長小学生缶バッチ(足長スポーツオリジナルグッヅ)をプレゼント。

★さらに優秀賞の方には「 足長小学生Tシャツ」をプレセント

ゴールデンウイークを終えて

皆さまこんにちは。よーそろ代表の井上です。
10連休のゴールデンウイークを終え、体も徐々に普段モードに切り替わりつつあるところでしょうか? 
えっ!まだ…?? まだの方はボチボチ参りましょう(笑)

今回のゴールデンウイークは船宿カフェ若長、潮待ち館など毎年多くのお客さんで賑わう喫茶・物販部門以外に2つの宿部門もフル稼働。
1月以上前から宿泊の予約がGUESTHOUSE醫、一組限定宿の閑月庵新豊ともにほぼほぼ埋まり、1人2役以上をこなすいつものよーそろメンバーに加え、その家族ごとフル動員でこなす覚悟しておりました。
加えて、シェアハウスとして活用している港町長屋染初の一部を食品加工場に整備し、この島で採れる柑橘のドライフルーツをせっせと仕込んでおりましたので4月は走りっぱなしの日々が続きました。

潮待ち館では甘夏の生搾りラッシーの他、新たにソフトクリーム機を導入し、自家製ドライフルーツと合わせた”ドライフルーツソフト”も販売。
そのまま食べても感動するような味の濃い柑橘をさらにギュッと凝縮したドライフルーツと濃厚なミルクのコクが口の中に広がるソフトクリームとのコラボレーションは味と食感の高低差をバランスよく生み出せたように思います。GW明けにも出ると見越して大量に仕入れたソフトクリームもラスト1日持たず完売に。ドライフルーツも買っていただけて新商品にしては上々の立ち上がりでした。

(ドライフルーツは清見、はるか、せとか、カラマンダリンの4種から選ぶ)

呉市のゲストハウス1号としてオープンし3年目に突入したGUESTHOUSE醫も満室の日々が続き、今回は地元ご婦人のお掃除集団に依頼をかけこちらもフル稼働。定員14名の醫のお客さん全員が自転車でいらっしゃることも初めてで玄関先は自転車で溢れる日が何度かありました。

一組限定宿、閑月庵新豊も連続8日間予約は未だかつてなく、ゆっくり過ごしていただくためにチェックアウトを11時に、それから15時30分までの次のチェックインに向け掃除、ベットメイクや洗濯などいつも裏方で頑張っているパソコンインストラクター兼Web担当の専務、由美も奮闘。
わたくしは、掃除、チェック、船宿カフェ若長の店番の間をぬってチェックイン応対、ウェルカムドリンク、夕食、他店舗の翌日の仕込みで一日を終え、翌朝の朝食からまた掃除、チェックからスタートする日々。
新豊の篠崎料理長も連日お昼に営業し、未だかつてないほど賑わうSEAFRONT DINING新豊の仕込み、料理をこなした後に閑月庵に宿泊される一組の夕食のための料理に挑む日々。

限られたタイトな時間の中で、いつも以上に喜んでもらうための自身の心の余裕と時間をどう作るか。
そのために無駄な作業を削り、どうシンプルに効率よく作業をこなすかを考えます。
このゴールデンウイークのような忙しい連続営業日をこなすと見えてくるものが沢山あります。
「あ~こうすればいいね」「なんで気づかんかったんじゃろ」と、いつもと違う場面に身を置くことで、違う角度から様々な発見があります。
車の運転と同じでスピードを上げるほどに周りをみる感覚が研ぎ澄まされ、柔軟に動ける心と体の立ち位置も探られていきます。

おかげさまで、この度もとても得るものがあったゴールデンウイーク営業でございました。
同時に今までつくっては壊し、つくっては壊し、色々なチャレンジと再構築を繰り返して参りましたが、今年に入って今までやってきたアクションの手ごたえを感じています。
宿事業も大きく貢献し、直轄事業だけで期間として今までの過去最高売上のほぼ2倍の数字を記録したこのゴールデンウイーク。
SEAFRONT DINING新豊、鍋焼きうどん尾収屋も沢山のお客様にご利用いただきました。
まだまだ粗削りですが、地域にお客さんに育てて頂き私を含めメンバーそれぞれが少しずつ成長していることを実感しています。

御手洗やその周辺に眠る素晴らしい価値に私たちの感性を掛け合わせることで、どれだけその互いの価値を高められるか。
小さな小さなアクションから継続的に価値を生み出していく事業へ、それぞれの店主がこのまちに続く文化を尊重しながら思い思いの表現をし、喜びの連鎖を面で生み出していくことが形になってきています。

さぁ、これからです!
また色々な事業やサービスを含めた再構築がこれからも始まりますが、何が起きても柔軟にヒョイヒョイと荒波を乗り越え進んでいく地域の価値創造集団でありたいと思っています。
わかりやすく、ありきたりでなく、さりげなく・・・日本人が大切にしてきた表現力を磨きながら。
進めーーーよ~そろ~。

それにしても美しい風景に癒され、疲れも吹き飛びます。
皆さままたのお越しをお待ちしております。
ありがとうございます。