地方移住。欲しい人材とゆずる人材。 広島県主催、東京有楽町でのセミナーに行って参りました。

よーそろ代表の井上です。
11月24日(金)、この時期にして何十年ぶりかの雪降る東京有楽町。ここで開催されたセミナー「HIROBIRO.ひろしまinトーキョー まちづくり しごと トライアル編」でお話してきました。今回は私の活動する御手洗地区の他に県内5つの地域で活躍するベンチャービジネスの経営者が登壇し,それぞれ求めている人材を説明,移住を呼びかけました。
定員オーバーの33名の移住を希望される方が参加され,セミナー終了後も各地域の取組について熱心な意見交換も行われました。

その時の様子はこちらにも掲載。
「HIROBIRO.ひろしまinトーキョー まちづくり しごと トライアル編」を開催しました!

17時からのプレス説明会、広島県の取組の中で移住者の活動事例の一つとして発表し、休む間もなく19時からのセミナーに突入。
5分の持ち時間しかなかったので、かなり的を絞ってお話をしました。

プレス説明会前の様子

この度の伝えたい一言・・・ズバリ「料理人が欲しい!!」以上(笑)
潮の流れのはやい瀬戸内海の身の引き締まった魚介類に海産物。コクのある一級品のみかんやレモン、絶品の猪肉。これらの資源を感性と技術で活かし、目の前のお客さんを喜ばすことができる人。

以前からずっと言っている通り、誰でもいいというわけではありません。
空き家は沢山ありますが、すぐに話ができて住める家、活用できる家はそんなに沢山はないのです。また観光においても発展途上である御手洗という小さな街において、街にはない技術を持っているような求める人材にはまれば、お互いの仕事だけではなく、街の資源活用、観光客のニーズを満たす一石三鳥以上になるのです。
来年からは、よーそろとしても空き家のゲストハウス化を数棟取り組んでいきます。
その為にも料理人が必要です。もちろん、料理ができればいいというわけではないのでまた難しいところなのですが。加えて、うちのようなローカルベンチャーは普通に雇い入れる体力はまだなく・・、ハードルは高いと思いつつも求める料理人は個人事業として、またパートナーとして組めるローカルベンチャーな料理人。

今まで移住促進に関わってきて、また多くの移住希望者と話してみて思うことは、やはり”仕事”の不安。
「ちゃんと生活できるだろうか」「仕事がうまくいくんだろうか」と。
もちろんやっていくんだと腹をくくった先にしか得るものはないと思うのですが、出来る限り不安を消していく提案も必要です。
この度は料理人が来てくれるならば、どんな仕事を生み出せるのかお話ししました。

ゲストハウスでの料理提供や法事、イベント用仕出し、20~30人で組まれる観光ツアーでの食事提供(普段は入れないような場所での食事)、希望あればレストランづくり。それだけでも生活の基盤をつくることが可能です。
また、希望あれば営業、経理代行、その他古民家改修のノウハウ、住まい、暮らしのバックアップもやれるよと至れり尽くせりのご提案を。

残念ながら、この度の会場には求める料理人は現れませんでしたが、当然それ以外にも欲しい人材はあります。
21時からも懇親会でも本気で移住を考えているという若い男性としっかり話ができました。活躍の場は御手洗かもしれないし、他の地方かもしれない。もしかすると今いる東京でできるのでは? しっかりと話を聞き、私も出来る限りその人が活躍できるご提案をしたと思っています。

今回思ったこと・・・料理人はどこにいるんだーー!? ということ(笑)
恐らく厨房の中に。(笑) 
厨房以外ではどこで何の情報を取っているのか・・。尖った広報をしなければ尖った(欲しい)人物を得ることはできないと思います。誰でもいいならいいのですが。(もちろん、予想だにしない素晴らしいものをもった方も現れる可能性もそこにはありますが)

うちは料理人が欲しい・・・うちはフォトグラファーが欲しい・・うちはプロデューサーが欲しい・・、それぞれの地域がはっきりと打ち出し、優先的に欲しい人材情報をそれぞれが共有し、適材適所をコーディネートできれば…より地域に密着した丁寧な受け入れも移住者の活躍もスムーズにできるはず。
移住者の数を他県と競ってもそれは何にもならず。(移住者を増やすことは手段にすぎず)
特色あるこの地域で、こんな人が活躍する・・・パーツがバチッとはまったとき、恐らくその1人で地域がガラッと変わるのだと私は思います。そのような特色ある活きた地域をつくっていくこと、これが広島県全域の各地域で実現出来たら面白い。
地域が求める人材と活躍の舞台を探している人材がマッチする場所、仕組みをつくれたらと思います。

まだまだ手探り状態。焦らずじっくりと丁寧に活動していこうと思っています。足と手は急いでます!!(笑)
次回は12月18日に再び東京へ。

よーそろクルー部活動スケッチ教室

こんにちは由美です(^◇^)

御手洗好きでよーそろの活動に賛同して下さっている「よーそろクルー」の方々と新しい部活動の一環として「よーそろアート部」が活動開始です。

先日はその1回目の活動も兼ねて「スケッチ教室」を開催していただきました。

主催はもちろん脇屋邸で常設展示販売していただいている田中佐知男さん。
~田中佐知男と一緒にみたらいの風景をかいてみませんか

田中先生のスケッチ

ということで、私も・・・じゃなくて私のとこの娘を参加させていただきましたww

今回の参加者の方々は十数人。

参加者の方々

田中先生の絵画教室ですでに習われていて、はじめて御手洗に来る方。

十数年ぶりにスケッチブックに向かわれる方。

水彩画をはじめよう!と思い立った方。

田中先生に指導を受ける

普段はイラストレーターとして活躍されている方。

なかよし子供チーム。

田中先生に指導を受ける

ホントに様々な方が、スケッチブック片手に、御手洗の天満神社で芸術の秋のひと時を過ごされたようです。

田中先生の丁寧な指導もあり、とても良いスケッチがたくさん出来上がっていました。

スケッチ 7

 

 

 

 

 

 

次回は11月の予定だそうです。新しい開催情報は元薩摩藩船宿脇屋のFacebookページにて田中かおりさんよりお知らせされますので、興味ある方はぜひこちらもチェックしてみてください。→ 元薩摩藩船宿脇屋のFacebookページ

 

最優秀賞決定!浴衣で街並みフォトコンテストin御手洗

こんにちは。yumiです。

さて、浴衣の時期に合わせて6月より実施してきました「浴衣で街並みフォトコンテストin御手洗」の8月編。8月末日にて応募を締め切りました。

今年の夏は猛暑も猛暑。御手洗地区も大変暑かった。それもあってか、浴衣姿で街を散策する方が昨年よりも少なかったような気がしています。

そんな中でもTwitterからご応募頂いた「よしろ」さんの作品を、今回の「最優秀脇屋賞」に決定させていただきました。
応募ありがとうございました。そしておめでとうございます。

よしろさんは、かわいらしいモデルさん(てらたぬ。さん)と御手洗にお越しになられた様子。沢山の作品を応募頂きました。女性の白地の浴衣が御手洗の街並みに良く生えます。

そして、今回最優秀賞にさせていただいたのはこちらの写真です。
御手洗散策と言えば「常盤町通り」ですね。ということで選ばせていただきました。

浴衣で街並みフォトコンテストin御手洗最優秀賞
浴衣で街並みフォトコンテストin御手洗最優秀賞

よしろさんのその他の応募作品はTwitterでご覧になれます。

また秋、10月からは「着物で街並みフォトコンテストin御手洗」を開催予定です。ぜひ御手洗地区にお越しいただき、着物で街並み散策を楽しんでください。
お待ちしています。

8月から尾収屋と矢野が変わります

こんにちは、尾収屋の矢野です!
梅雨明け宣言もされ、本格的に暑い夏が始まりますね♪
さて、8月から尾収屋と矢野が変わります。尾収屋には呉の西平製麺の若女将『西平直枝』さんが二代目店長として入られます。西平製麺の麺を使い、尾収屋のメニュー充実をしていただきます!
初代店長である私はかき氷と和菓子を携え『潮待ち館』に移動します♪かき氷と和菓子を使い、潮待ち喫茶のメニューを充実させます!!かき氷は新たにシロップやトッピングを増やしていきたいと思ってます。和菓子も季節に合ったものをご用意し、ご提供予定です。
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写真は8月かメニューに加えるべく研究中のレモンの水饅頭です(*^^*)この他にも畑で収穫できた作物を使って茶菓子を作っていきたいと思ってます。収穫できるように頑張らなくっちゃ(^^;
8月からも新たに生まれ変わる尾収屋と潮待ち館、そして矢野智之をどうぞよろしくお願しますm(__)m

重伝建を考える会のウェブサイトを制作しました

こんにちは。よーそろのデザイン担当役員の小林です。
デザイン事務所AXISの代表もしております。

この度、重伝建を考える会のウェブサイトを制作させていただきました。

重伝建を考える会ウェブサイト

重伝建を考える会ウェブサイト

重伝建を考える会は、御手洗が「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された平成6年の夏、地域の住民有志で作られた団体で、設立当初から町並み保存に関わる活動を通して、御手洗の「町おこし」を牽引し続けておられます。
この度、長年に渡るその活動が評価され、「国土交通大臣表彰」を受賞されました。

今回制作に入る前に2回ほど、重伝建を考える会の皆様とお打ち合わせをさせていただきました。
その上で、ウェブサイトのコンセプトを明確にし、重伝建を考える会の役割や課題などを共有し、そして実績や活動が分かりやすく伝わるような内容とデザインにしました。
また今回、分かりやすくというキーワードの一部として、写真を多く使ったデザインにしていますが、この写真は昨年の春に御手洗へ移住してきたカメラマン、宮川トムさんの撮影によるものです。さらに、今後は外国人向けにも情報を発信していきたいという要望から、こちらも宮川トムさんにご協力いただき、英文も併記することができました。

今後は運用も含め、より内容を充実させていきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

宮川トムさんのウェブサイト
AXISのウェブサイト

よーそろクルーツアー「江戸末期の廻船問屋、鞆田邸見学ツアー」

皆さま、こんにちは。
よーそろ代表の井上です。

先週7月10日(日)、ディープな御手洗を体験し味わう、よーそろクルーで鞆田邸見学ツアーに行って参りました。
鞆田邸は江戸末期~明治初期に建てられ廻船問屋で、ピッカピッカのたたき土間が迎えてくれる立派な町家。
御手洗では当時、御手洗相場といわれるような米相場が立ち、多くの物資が北前船によってやり取りされ、人口もこの小さな町で1500人を越えていたといわれています。
その時代に造られた千砂子の大波止や埋め立てでできた多くの土地から想像するに当時の廻船問屋の商いはものすごい勢いだったのでしょう。
傷みの激しかった今の鞆田邸を手直しし暮らしていらっしゃる家主の鞆田さんは、とても上品で明るく、お話も楽しいご婦人です。

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ここのお屋敷、「えっ!どこまでがお家なの?」と思うほど縦に長く、大きなお庭にそれを囲むように建物が。そしてお庭の中にも蔵があります。
そう、商売の街御手洗は税金対策の為間口は狭く、外観からは一見質素な作りに見えますが、実は家の中にその当時の繁栄ぶりを残す貴重なものが隠されているのです。

今も暮らしていらっしゃるので、大きく一般にオープンはできず、今回よーそろクルーの皆さんにその御手洗が誇る歴史ある建物を味わって頂きました。
コウモリの切り抜きがしてある欄間や細工、船大工がその場所でつくった箪笥、襖に隠れた階段、小作人が逃げ出さないようにつくったと思われる階段上の木の扉など、鞆田さんのスペシャルガイド付きの見学ツアー。
びっくりするような大きさの梁と桁。江戸時代にこれどうやって持ち上げて、このどでかい木のうねりを計算してどのように家を組んでいったのか、どれだけの人がどれだけの時間をかけて造り上げたのか、想像が大きく膨らみます。

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一軒のお宅を見るのに2時間も!
蔵の中や数々のお宝をみせて頂きました。
やはり何よりも、「鞆田さんが一番のお宝よね」と鞆田さんの魅力に引き込まれるよーそろクルー。

「こんな家…新しく創ろうったって創れないもの。お金じゃ買えないもの~。」と楽しそうに語ってくれる鞆田さん。
この街が紡いできた歴史、時間を後世に伝えるべく手を入れ、残してくださっている鞆田さんのこの街を愛するお気持ちに触れる度に私も胸が熱くなります。
本当にありがたいです。

御手洗の人が大切にしてきたものをまずはよく知り、よく学び、この街に残る独特な文化を伝え残していける一人になれれば。
これから世界の中で生きていく私達が日本人として世の中に訴えることのできる大切な何かがここにはあるような気がして。

まだまだ御手洗には面白い貴重なものが眠っています。
皆さま、ご一緒に冒険を!
よ~そろ~(^^)/ 

御手洗と大崎下島をディープに味わう”よーそろクルー”募集中

皆さま、こんにちは。
ただいまよーそろでは、御手洗と大崎下島をディープに味わい発信してくれる”よーそろクルー”を50名募集中です!!

よーそろクルー募集要項

瀬戸内海のヘソ、大崎下島には他にはない文化・自然・人…そこから生み出されたあっと驚くようなモノ・コトがまだまだ眠っています。
大崎下島にある4つの集落の一つ、御手洗は、江戸時代北前船の寄港地として、様々な物資や情報、人が集い、米相場ができるほど大きく賑わいました。藩を越えた外国船との密貿易や、幕末の情報交換の場として密かに時代を動かしたこの町には、今までの歴史を変える何かが眠っているかも…!?
大長みかんブランドで知られる大長地区や、久比・沖友地区は、大正・昭和時代から多く海外輸出していたという歴史とパイオニア精神。天に至るほどと称された山高く続く石組みの段々畑、肥沃な土地、瀬戸内の温暖気候が生み出す柑橘や先人たちが残した素晴らしい産品…!?

それらを発掘し、共に味わい楽しみ、発信してくれるクルーを募集いたします
まずは50名からのスタートとなります!!手探り状態のスタートなので、共に船出をしてくれるクルーは特別な存在になるでしょう。

グローバル化という名の下で、均質化していく社会。その中でこれから大切に残すべきものが、ここにはあります。
合同会社よーそろは、高齢化が進む最先端の島で、地域資源を活かし、自立・継続できる地域社会づくりに向けたアクションを起こしていきます。

さぁ、冒険の旅、共に出航しましょう!!

 

ボランティア活動ステップアップ講座で講師してきました。

こんにちは。yumiです。

6月26日に、くれ協働センターさんで行われた、「ボランティア活動ステップアップ講座」の2回目「SNSを活用した効果的な広報」の講師をさせてもらいました。


「SNSとは何か」から紐解き、今国内のSNS事情として複数のSNSを紹介し、Facebookグループの使い方やFacebookページでの投稿の心得など、質疑応答含めて1時間半ほどの講習でした。

講習中
講習中

参加者の方の感想は

「単に情報発信だけのツールとして使用するのは効果的ではないとわかり、情報発信だけのツールとして使用していたとを改めて認識しました。
これからは、講座で学んだことをもとに、情報発信+コミュニケーションツールとして使いながら活用をしていくように心がけていきます!」とか

「人のつながり「縁」を大きく広げる手法としてのSNSは有効と思うが、地域活動やボランティア活動の中で、どう使われていくか難しいものです。今日の講座では、大切な事項をわかりやすく説明していただきました。次は実習があると良いと思います。」とか

ありがたい感想を頂きました。

中には実際にFacebookで感想を書いて下さった方もいらっしゃします。

1時間半で伝えることができる内容なんて、たかが知れています。だけど、これがきっかけで具体的な事を学び始めたり、考え始めたりして頂ければと思います。

そして、みなさんが有用なコミュニケーションをSNSで楽しまれますように。

 

よーそろミーティングなう。やってます

よーそろ! yumiです。
よーそでは毎週木曜日にメンバーで集まってミーティングをしています。
その際に、FacebookページのLive配信をしています。・・・数分です。
よーそろページはこちら。
https://www.facebook.com/mitarai.yosoro/

店舗担当の井上と矢野のアピール度向上と、私のインタビュアーとしての経験値向上を目指して・・・

道のりは遠いかもしれないけど・・・

よーそろメンバーの人となり~が垣間見れて面白いと思います。
ぜひ一度見てみてくださいね~

よーそろ~

浴衣で街並みフォトコンテストin御手洗

浴衣で街並みフォトコンテストin御手洗

6月5日のイベント(イベントページはこちら)に合わせて、よーそろでもフォトコンテストイベントを開催することに致しました。ご参加の皆様、ぜひこの機会に御手洗の町並みと浴衣を楽しんで、写真を撮りまくって、フォトコンテストにご応募くださいませ!!
〜フォトコンテストの詳細〜
★募集期間:6月1日〜7月31日と8月1日〜31日までの二期間
★応募方法:ハッシュタグ「‪#‎御手洗地区‬」と「‪#‎よーそろ2016」 を付けて公開設定でFacebookかTwitterかInstagramで投稿してください。
★応募締切:7月末日・8月末日の2回で各月3点ずつ選出します。
★当選のご連絡:当選者にはよーそろの井上由美よりDMにて連絡させて頂きます。
★プレゼント商品
・最優秀脇屋賞→1000円分の3店舗共通商品券
・若長賞→500円分の3店舗共通商品券
・尾収屋賞→500円分の3店舗共通商品券
(3店舗→大崎下島御手洗地区内「船宿カフェ若長」「薩摩藩船宿跡脇屋」「鍋焼きうどん尾収屋」)
*コンテストに応募頂いた写真は、よーそろの各種SNS、イベント等で使用させていただく場合もありますので予めご了承の上ご応募ください。