檸檬ぜんざいと新メニュー

皆さまこんにちは。代表の井上です。

檸檬ぜんざいと私・・・

小学校の作文があったら書きそうなタイトルですが(笑)
私が観光ボランティアガイドで御手洗と出会い、御手洗での1号店、船宿カフェ若長のおなじみメニューとなりました”檸檬ぜんざい”。

この度、檸檬ぜんざいの新メニューを投入しました!!

檸檬ぜんざいは若長をオープンして(2011年4月)しばらくしてメニュー化し、雑誌やテレビ、ラジオなど様々なメディアに取り上げて頂きました。
あのスイーツ王子として有名な的場浩司さんも絶賛いただき、海外出張から帰る度に食べに来られるご夫婦や大事な人を連れてきてくださる多くのお客様に支えられ、若長の看板メニューとして育っております。

御手洗がある大崎下島の中の隣町、大長地区は国産レモン発祥の地。そしてここには銘菓”レモン羊羹”(90年以上続いていたものですが昨年から生産ストップしています。)があり、レトロでおしゃれなパッケージもさることながらレモンの香りがとてもよくさっぱりとしたロングセラーの美味しい羊羹でした。
レモンの特徴と言えば”酸っぱさ”。ここのレモンを触っていると爽やかな香りがいつまでも続き、酸味だけでない価値があること、そしてレモン羊羹のように小豆とレモンの相性がとても良いことから、レモンの香りを存分に生かしたぜんざいが生まれました。

酸っぱいぜんざい??ゲテモノ??
と疑いながら注文する人、恐る恐る器に口を近づけると「あら!?」
口に含んで食べ終わると「これ合うわ!」「これいいわね~」と言ってくださる。
「私も家で真似していいかしら?」と。どうぞどうぞ!

それもそのはず、レモンの果汁は入れず、一番香りがあるすりおろした皮をふんだんに入れるぜんざいなのです。
皮まで食べられる大長のレモンだからこそできる技。

口に含む前に香り立つレモンと口に含んだ時に広がる香り、ぜんざいの優しい甘さのまたそのあとに香りの余韻がじわじわと。
何というか、期待を裏切る落差がそこにあると言いますか、つくってみて私もこれはいいと思ったメニューでした。

あとで考えると、ぜんざいと塩昆布といった組み合わせすら要らない、口ひと含みで甘さ・塩気、香りの幅など多層な味を表現している檸檬ぜんざい。
もちろん、選ぶ砂糖や塩、配合、作り方なども色々変えていきました。黒砂糖を入れるとコクが増すかもしれないと試しては止め元に戻すことを繰り返し、だからこそ見えてきたものの中で今の味、スタイルに落ち着いています。

江戸時代の畳の部屋から見える素晴らしい多島美の風景と目の前の海から吹く風の香りと共に、その土地環境で1年間育ったレモンの香りを通じて風土そのものを味わう。体験型メニュー云々かんぬん言いますが、この場所で食べるこの檸檬ぜんざいがそれらを凝縮したすべてだと思います。
全てを無くして一品を残せと言われれば間違いなくこの檸檬ぜんざいを残します。

今、御手洗には素晴らしい感性を持った仲間たちがそれぞれの味を活かした店舗を運営し、まちに新しい風を吹かせています。
これからも彼ら、彼女らの活躍を見て新たなチャレンジャーがこのまちで表現してくれると思うととても楽しみです。
店が少なくなって、その中で始めたカフェ若長の役割も時代と共に、まちの発展と共に少しずつ変わっていくでしょう。
そろそろ”御手洗にあるカフェ”から”○○があるカフェ”により尖らせていこうと思います。

長くなりました(笑)
だからこその新メニュー投入!!
その名も”檸檬ぜんざいトースト”。

私の御手洗での事業づくりのはじまりであり、お店を通じて様々な素敵なご縁を頂いたメニュー”檸檬ぜんざい”。今まで仲間たちと様々な取り組みをしてきたそのエッセンスも一杯の檸檬ぜんざいに詰まっています。
御手洗の味の奥底に井上の物語のスパイスも隠れておりますので深~く味わってくださいませ(笑)
檸檬ぜんざいと合わせて、ぜひご賞味あれ!

次なる一手

皆さま、お久しぶりでございます。代表の井上です。
7月の西日本豪雨災害によりとびしま海道のいくつかの道が分断され、一時完全な離島状態になった豊町でしたが、関係者の皆様のおかげでまだ片側通行の場所が少しばかりあるものの通常通り通行できる道に戻っております。本当に頭が下がります。ありがとうございます。
ようやく広島と呉を結ぶ有料道路のクレアラインも復旧し、広島からのお客様も徐々に戻ってきつつある御手洗です。

御手洗のある豊町は呉市方面からくる宮原浄水場と竹原方面からくる瀬野川浄水場の2か所から給水しており、この災害で断水になった宮原浄水場を止め、瀬野川浄水場からの給水に切り替えたため、断水は起こりませんでした。元々水不足に悩む場所であったため、それがかえって良かったのかもしれません。(この災害で初めて知りました。)
それ以前は御手洗には昭和3年に造られた簡易水道の配水池もありました。(昭和49年まで)それ以前は本州から船で水道水を運んでいたこともあったようで、一組限定宿にしている新豊にも水を溜める大きなカメがありました。

電気も4.5時間ほどの停電で済み、比較的通常に近い生活がおくれていたように思います。
しかしながら、観光客は当然ながら激減し…ほとんど全ての予約もキャンセルに。。
雨や台風などでお客さんの足が遠のくのは今までも同じ。今回の大きさは比にならないのですが、これを機にやはり次なる一手を急ピッチで進めねばと決心しました。

現在シェアハウスにしている港町長屋染初。
4部屋のうちすでに2部屋は埋まり、先日もう一部屋を借りたいと内覧と打ち合わせを。まだあまり宣伝していないのですがおかげさまでほぼ埋まりました。(こちらのお話はまた改めて。)

 <みかんを積む農船に贈る大漁旗を染めていた元染物屋。染初(そめはつ)は昔の屋号。>

ここは元倉庫部分も合わせると床面積がなんと300㎡にもなる広さで一階を食品加工場にと考えておりました。
というのもお世話になっている御手洗の元総菜屋さんから頂いた業務用の冷蔵庫やオーブン、大きなガスレンジ、シンクなど厨房機器類がある程度揃っていること、この島に何十種類という柑橘や面白い価値ある農産物があること、そして何より天候などに左右されない商品が必要であるから。
今までよーそろとしてやってきた価値の創造、仕事づくりの為に更にやるべきチャレンジです。
一組限定宿新豊や1階のレストラン整備と同時進行していたため、なかなか時間取れませんでしたが今スピードを上げて進めています。

 <一昨日やっとこさ取り付けた大きな換気扇とフード>

具体的には…ここに柑橘の乾燥機を導入し、ドライフルーツを軸とした加工品をつくります!
これから本格的な柑橘収穫のシーズンを迎えます。
また新たな取り組みをスタートさせます。やったるで~!
お楽しみに~。

「白」足長小学生Tシャツ新発売(数量限定)

あの足長小学生Tシャツに「白」が登場いたしました。

数量限定の激レアアイテムとなっておりますのでお早めにお求めください。

足長小学生のロゴは「金色」であしらった、オサレな一品です。

肉厚の生地は透けにくく、また、タフな男性にも、ポップな女性にもスポーティな着こなしを楽しんでいただけること間違いなし!

今年の夏は、白Tでさわやかコーディネートをお楽しみください。

Price:¥2350

Size:M・L(unisex)

第3回足長フォトコンテスト開催決定!

夏のイベントのお知らせです。あ、よーそろ「中の人」ゆみです。

今年もこの季節がやってきちゃいました!Summer!!

Summerといえば、そう「サマージャンプ2018」フォトコンテストの開催決定です!

皆様、バシバシジャンプして、バシバシ投稿しちゃってください!応募お待ちしています! 応募方法の詳細は下記を参照してください!

【【応募方法詳細】】

★御手洗地区ではおなじみの「足長小学生」看板の前でジャンプ写真を撮ってくださいませ。(看板は大東寺より奥、満舟寺の下にあります。)

★その写真をすぐさまSNS(Facebook、Instagram、Twitter)にハッシュタグを付けて投稿するだけの簡単エントリー!
ハッシュタグは「#御手洗地区」「#足長小学生」の二つを付けてね。
投稿をスタッフが検索して探し出せない事があります。投稿は必ず「公開」設定で行い、ハッシュタグを二つ付けて下さいね~。

★応募期間は9月30日まで。

【【優秀作品】】

★足長賞3点を選ばせていただきます。選ばれた方にはなんと!足長スポーツオリジナルグッヅ(リストバンド)をプレゼント。

★さらに優秀賞の方には「数量限定超劇レアの 足長小学生白T」をプレセント↓

足長小学生白Tシャツはこの夏の数量限定商品です。ユニセックスサイズ、女性にもおすすめ!

 

さあ、あなたもLet’s Jump!!

注:応募頂いた写真は、よーそろ系列店の各種SNSやイベントなどに掲載させていただく場合がありますので予めご了承の上ご応募ください。*当選は応募期間終了後このブログやSNSなどで発表させていただきます。また優秀作品を投稿された方にはよーそろの井上よりDMにてご連絡させていただきます。DMをお送りしても返信が無い方は残念ですが賞品をお送りすることができません、受け取れるように設定をお願いいたします。

大崎下島御手洗に築150年の一組限定宿

皆さまこんにちは。よーそろ代表の井上です。
梅雨真っ只中ですが、今日の御手洗は晴れ間あり気持ちの良い海風が路地を通り抜けております。

昨年からリノベーションを続け、2月27日にオープンした一組限定宿”閑月庵新豊”。
やっとこさWebサイトも整いましたのでいよいよ本格的に始動して参ります。

1階は和食レストラン「SEAFRONT DINING新豊」、2階は一組限定宿「閑月庵新豊」

閑月庵新豊Webサイト

古民家改修に問題発生はつきもの。
また地域での活動においても人が少ないぶん、事が動き始めると一気に進み、常に判断を迫られます。
大事なのは軸と柔軟性…不規則な波の動きをどう判断し乗りこなすか…ってビギナーボードで終わっている初心者サーファーの私が偉そうに言えませんが(笑)

実は未だに小さな部分改修を進め、色々なものを足したり引いたりしております。
この角度から見たらここが気になるから板を立てる、この椅子は空間バランス悪いから丸い椅子にするなど。

2011年にオープンしたカフェ若長もだいぶ落ち着きましたが、お客さんの動きを見てもう一つテーブル増やした方がいいとか、昇り降りが大変そうだから踏み台をつくるとか、厨房内でも無駄なく効率よくするために棚がこの位置に欲しい、このメニューはこの道具を使えばより早く提供できるかなど、常に考え、情報を取集し、試し、また考える。当然変えてみたものの元に戻すこともあります。が、元に戻したからこそまた違った角度でそのやり方や在り方を見ることができ新たな発見に繋がっていきました。

はじめることは重要です。が常に変え続けることの方が私は重要に思うのです。
あのサグラダファミリアも完成しない建築として有名だが、時が動く以上、人の心理や行動も動き、そう考えると100%完成はそもそもないのだと。
であるならば思ったことは始めたらいい。や、始めないとその先が見えない。
その一歩一歩の積み重ねが本物をつくっていくのだと思います。
だから、私は思ったことはとにかくやってみる。とにかく動いてみる。でないと後悔するから。

今回1泊4万円~の宿をつくりました。
それだけの料金を頂くのだからとあれもしなくてはこれもしなくてはと不安になることもしばしばありました。
が、この建物の素晴らしさ、料理、風景、流れる時間…関わる仲間たちと共に今までにない御手洗を感じてもらえるものを提供できる自信があります。
あとはそれらを活かす演出、お客さんがどの角度なら受け取っていただきやすいか、タイミングはどうなのか、心の声を聴きその橋渡しをすること。御手洗にまた来たい、またここで過ごしたいと思って頂けるよう様々な魅力を伝えるチャレンジと経験を積み重ねていきたい。

大き目のソファーから絵画を見るように目の前に広がる多島美から朝陽や満月を望むことができる。

この先も様々な難題にぶつかると思います。
その難題も私は乗り越える自信がある。なぜなら私は諦めないから。そのしぶとさが私の一番の武器かな(笑)
御手洗の新たな価値づくりに向け邁進します!

サグラダファミリアは2026年に完成するらしい。

朝ヨガ合宿第2回 開催決定

梅雨の季節となりましたね。雨が多くてジメジメ、ムシムシするこの季節はとてもむくみやすい時期と言われています。
樹齢300年と言われるクスノキの下、大東寺本堂の穏やかな空気の中で自分とゆっくりと向き合いつつ、重くなりがちな心と体をリフレッシュしましょう!夜はBar醫でくつろぎながら他の参加者の方と交流を深めても良し、管理人矢野によるディープな夜の御手洗散策に参加するも良し、御手洗の夜を満喫してください。

〇日にち:6月23日(土)、6月24日(日)
※ヨガは24日(日)早朝開催
〇参加費
・宿泊込みプラン…5600円 よーそろグループで使えるクーポン付き(当日限定)(若長、潮待ち館100円引き、尾収屋麺類100円引き、新豊生簀料理1割引き)
・朝ヨガのみプラン…2500円 旅籠屋醫200円引き券付き(有効期限3ヵ月以内)
※各プラン共、税込み価格

〇定員:14名(最低催行人数:5名以上)
〇募集締切:6月22日(金)
〇ご予約、お問合せ:旅籠屋醫webサイトの予約フォームかお電話、メールにてご予約ください。
・予約フォーム:https://hatagoya-kusushi.com/reserve
「その他ご希望やご連絡等」記入欄に朝ヨガ希望と記載の上ご予約をお願いいたします。
・電話:070-2365-0924
・メール:hatagoyakusushi[at]gmail.com

〇タイムスケジュール
6月23日(土)
・16時~:チェックイン、自由散策、近隣のお食事処にてご夕食
・20時~:Bar、夜の街並み散策(希望者のみ)
・23時:消灯

6月24日(日)
・7時45分:大東寺へ移動
・8時:~9時30分:ヨガ
・9時30分~10時:大東寺本堂清掃
・10時~:チェックアウト準備(宿泊者のみシャワー使用可能)
・11時頃:チェックアウト

〇講師紹介
・ヨガ講師 玉井みゆき先生
病気をきっかけに友人の勧めでヨガを始める。今まで自分の身体の声を観察したり、見つめなおすことがなかったことに気付き、ヨガインストラクターの道へ。現在は広島文化学園大学の非常勤講師として勤務の他、ヨガインストラクターの養成に力を入れている。

〇持ってくるもの:タオル、ヨガマット、着替え、お泊りセット(宿泊希望者のみ)
※タオルは醫でも300円で販売しております。
※ヨガマットをお持ちでない方はご相談ください。先着4名様までご用意可能です。
※ミネラルウォーターはご用意いたします。

第11回平山郁夫美術鑑賞絵画コンクール風景部門大賞と優秀賞受賞兄弟が御手洗へ!

よーそろ代表の井上です。
昨年11月20日の中国新聞朝刊でたまたま見つけたこの記事。

第11回平山郁夫美術鑑賞絵画コンクール風景部門 大賞

大きく取り上げられたこの絵の風景は!そう昨年3月28日にゲストハウス&バーとして新たに生まれ変わった旧越智医院と脇屋邸ではないですか!?
しかも風景部門の大賞とは!
木の色の違いをしっかりと見つけ、よく観察し色の違いを表現した昭和北小学校4年生、村上陽哉くんの作品に私はとても感動しました。
そして、風景部門の優秀賞にも。

第11回平山郁夫美術鑑賞絵画コンクール風景部門 優秀賞

同じく昭和北小学校2年生村上輝季くんの作品。旧越智医院の外壁の水色の違いや剥がれた塗装もいい味として表現してくれている素敵な作品。
もしや兄弟では?と心動かされた私は夕方昭和北小学校に電話しました。
中国新聞で拝見し、とても感激したこと、もし可能ならば描いてくれた旧越智医院のゲストハウスにご家族をご招待したいと先生にお伝えしました。

次の日お母さんから電話があり、ぜひとも伺わせていただきたいと(^^)
陽哉くんの夢は建築家と書いてある。今御手洗の空き家リノベーションにお知恵をお借りしている大阪在住で広島出身の建築家、鍵山昌信氏に相談したところ、泊りに来られるときに合わせて御手洗に行くと言ってくださり、うちが今改修している一組限定宿”新豊”を見せてあげることに。

そして昨日1/13御手洗へご家族でいらっしゃいました。
見るからに温かで素敵な家族。
皆さんを描いてくれた旧越智医院”旅籠屋醫”にご案内し、建築家鍵山氏ともご対面。
現在一組限定宿に改装中の江戸末期の建物”新豊”へ向かいました。
どのような考えで改修をしているのか、どのように見せるためどんな改修作業をしているのか建築家鍵山氏と私とで説明しながら案内をしました。

向かう途中、怪我の後退院されて間もない鞆田さんに遭遇。
うち見に来なさいと御手洗が誇る江戸末期の豪邸をみせて頂けることになりました。
昔のガラスの細工や忍者屋敷ような隠れた階段、広い庭や蔵、大きな梁に二人は興味津々な様子。

鞆田さん本当にありがとうございました!

そして13.14日にたまたま醫のテレビ取材に居合わせた2人も快くインタビューに応えてくれました。
<2/7(水)夜8:00~8:54放送 BS TBS放送予定のテレビ番組「美しき日本に出会う旅」>
緊張しながらもナイスなコメントを提供してくれました(笑)

明日月曜日、学校の先生にこの2日間で体験したことを皆の前で発表してくださいと言われているようで・・。
どうだったかなぁ~。あ~私も聞きに行きたい(笑)

陽哉くんと輝季くんと過ごした時間、とても楽しかったです。
協力してくれた鍵山さんありがとう!!

私達が伝えていきたい「古いもの、時間を経たもの(そこにしかないもの)にとても素晴らしい価値があること」。
彼らが板の変色や傷でさえもしっかり観察して描いてくれたように、建物や人が紡いできた時間と物語をしっかりと受け取り大切にしていきたい。
そして彼ら二人がこれからも興味や好奇心に真っ直ぐに進み、その観察眼をもって独特の感性を表現していってもらいたいと願っています。

とにかく、私はすごく嬉しくて嬉しくて。
とっても充実した時間でした。ありがとう!!

4月に作品が手元に帰ってくるらしく、御手洗で彼らの作品展が開催できるかも。
その時をとても楽しみにしています。

絵と同じ風景で。

【足長フォトコンテスト結果発表】

yumiです。

この夏に開催した足長フォトコンテストの結果を発表します。
開催要項はこちら

足長賞その1

Andhangさんのnstagramから

すばらしい、足長具合ですね。Andhangさんは他にも御手洗地区の写真をたくさん投稿されています。ご応募ありがとうございました。

足長賞その2

Facebookに投稿 久保 浩一さん

 

お友達とジャンプして頂いています。ジャンプの様子を連写した感じ?ww
面白い写真をありがとうございました~!!

そして、ベストオブ足長賞!

Instaglamに投稿 Foodsweets_maksmehappyさん

もう、何も言うことはありません。。。この足の伸び、腕の振り!素晴らしい!
よくぞ飛んでくださいました!
賞品として柑橘10kgお送りいたします!

ということで、たくさんのご応募ありがとうございました。

コンテストは終了いたしましたが、足長小学生看板はそのまま設置されておりますので、御手洗にお越しの際はぜひ飛んでみてくださいね~!!

 

空き家改修の次なるステップへ~江戸時代の町家を一組限定宿に~ 

皆さま、こんにちは。よーそろ代表の井上です。
長らくブログ更新してなくてすみません。。

築103年を超える大正時代の旧越智医院をゲストハウス(旅籠屋醫)として改修しオープンさせたのは今年の3/28。
こちらの右往左往した報告もしたいのですが、また後ほどじっくりするとして・・・。
この度は8月から片付けはじめ、今浄化槽埋め込み、絶賛改装中の江戸時代の町家“新豊(しんとよ)”を引き継いだこと、宿にすると決めた経緯について書いていきたいと思います。

昨年末、私の御手洗での事業づくり第1号である船宿cafe若長の近くに家を持つ御手洗の方から突然連絡があり、
「おい井上君、あそこの物件どんなか??どうにかせんか?」と。
聞くと、その方が昔(約40年前)住んでおられた海沿いの物件。平成三年の台風後に屋根と壁だけは修繕したが、内装や荷物はそのままで今後も帰る予定も活用する見込みもなくどうしようかと親戚の所有者が悩んでいるとのこと。
海沿いの一等地で家の構えがとても立派な物件で、気になっていたところでした。

「お前がやってくれるのが一番ええ!話しちゃるけぇやってくれ! んで、いくらだったら出せる?」と。
「う~ん、、確かに手掛けてみたい物件です。空き家であるのはもったいないし。。。銀行が貸してくれればこのくらいならいけますかね~。。う~ん。。」と私。(→まだ中も、状態も見ていないので何とも言えない感じ。)
「よし、わしが話しちゃるけぇ、ちょっと待っとけ!わしに任せとけ!」と。

「オッケイじゃ!来週ここに来るいいよるけぇ話詰めんさい!」…「は、はい。。」(私)
とその方の勢いに押され(その方は広島に近い場所で事業を起こされ、その地域のパイオニアとして今もご活躍の社長さん。私の活動を見ていてくださりいつも応援してくれる方なのです。)一週間後の話し合いが決まってしまった。

所有者さんもとてもいい方で、その家にまつわるお話を色々聞かせてくださいました。
その家は元々旅館を営んでいたこと、屋号は「新豊(しんとよ)」であること。どうして新豊という屋号なのか。そしてその屋号を残していってほしい事など。

私のやってきたこと、これから実現したいこともお話し、ぜひお願いしたいということに。
私も腹を決め、銀行から融資を受けれたらという条件でしたが、あれよあれよのうちに私が引き継ぐことになりました。

今まで手掛けてきた空き家・古民家5棟は、ほぼDIY。
時間と共に、また提供するサービスやお客さんのニーズによって変わるものであり、常に完成形はないものと考えているので(私の持論)不具合あれば即変更、即改善という形で各店舗を造ってきました。
しかし今回はいつもの改装だけでなく、大きな借り入れ金額が最初にオンされ、マイナスからの事業組み立てをせねばならず。しかも浄化槽のお風呂もなく。。

そのような状況でしたが、しっかりとした存在感ある物件に加え、船宿cafe若長の2階から見る風景以上かもしれない多島美がめいっぱい広がる素晴らしい風景を持っていること、御手洗での宿へのニーズと事業の可能性、私と同い年の建築家、鍵山さんとの出会いもあり、もう行くしかないと(笑)

鍵山さんは、よーそろの役員でありデザイナーである小林さんの旧職場の教え子で、東広島市出身、現在は大阪で活躍する建築家。
面白い建築家がいると紹介を受け、御手洗ミュージアム構想実行委員会の専門家として建築と街全体のバランスを考えたアドバイスを依頼し関わってもらったのが彼との出会いでした。

御手洗初のゲストハウス、旅籠屋醫の改装でも多くのアドバイスを頂きました。エイヤーで、つい粗くやってしまう私達の悪いところ(それでやり直すこともしばしば(笑))をより客観的にアドバイスしてくれました。また、新しいものをつくるのではなく、ここにしかないものをどう活かし、表現の中で伝え残していくか、私達の思いをしっかりと汲み取って提案してくれる素晴らしい建築家でした。

<建築家、鍵山昌信氏:  ア・ティエス環境+建築設計事務所

もちろん、今までにない大がかりな改装がゆえに構造的な問題や旅館業法をクリアするのにも建築家の力は必要でしたが、それ以上に私が組んでみたいと思わせる素晴らしい感性の持ち主だったことが、ここを手掛けたいと、いいものに手掛けることができると決断した大きな理由でした。

今までのDIYも当然行いつつ(予算の関係上・・)、新しいリノベーション、挑戦が始まりました。
あるものを剥がして、掘って、そこからお客さんのニーズに合うものにするため、当然設計通りにはいかず、トラブルは続きます。
それらをどうやって乗り切るか、そのマイナス面であるはずの予想外をどう楽しみ、どうプラスに変えていくか。今までやってきたノウハウをつぎ込み、関わってくれる沢山の仲間たちと共に、どうつくっていくか。
ここはほんと素晴らしい場所になりそうです。

この建物を今に残して下さった先人の方々、元所有者の方、応援してくださる全ての方へ。
どうぞご期待くださいまし!!

オープン予定は来年の2月。
じっくりつくって参ります。
また経過などもご報告しますので、どうぞお楽しみに~♪

◎浴衣で町並みフォトコンテストin御手洗◎

恒例の御手洗「和」のイベント開催です。

期間中、浴衣や着物で御手洗を散策し、街並みと一緒に撮影した写真をSNSに投稿してください。ステキな写真を投稿していただいた方にはステキなプレゼントを差し上げちゃいます。

★募集期間:7月1日〜9月30日ま
★応募方法:ハッシュタグ「#御手洗地区」と「#よーそろ2017」 を付けて公開設定でFacebookかTwitterかInstagramで投稿してください。
★応募締切:9月末日
★当選のご連絡:当選者にはよーそろの井上よりDMにて連絡させて頂きます。
★プレゼント商品
・御手洗浴衣賞→1000円分のよーそろ共通商品券とオリジナル天然石根付
・優秀賞→500円分のよーそろ共通商品券
・優秀賞→500円分のよーそろ共通商品券
(よーそろ共通券利用可能店舗→大崎下島御手洗地区内「船宿カフェ若長」「潮待ち館」「鍋焼きうどん尾収屋」)
*コンテストに応募頂いた写真は、よーそろの各種SNS、イベント等で使用させていただく場合もありますので予めご了承の上ご応募ください。

◎期間中、和装でご来店の方にドリンク値引きサービス◎
「船宿カフェ若長」にキモノで来店された方には、ドリンク50円引きサービスです♡

★新サービス★
期間中の7月・8月の日曜日の浴衣の着付けサービスを有料にて実施します。
・前日までの予約制、10:00~14:00の間。
・浴衣はお持ち込み
・料金:¥1500
お問合せは脇屋:050-3368-5512(井上)メール:mitarai.yosoro@gmail.com

 

2016年に応募頂いた「よし」さんの写真。モデルは「てらたぬ」さん
2016年に応募頂いた写真。Masayoさんの作品。男性の着物姿もいいですね。男っぷり上がります!

今年も浴衣で、御手洗にぜひお出かけください。